コロナにかかった話

この記事はしゃみさんの adventar.org

の10日目の記事です。

お詫び 〜OWABI〜

17日だろうと思ってボケかまして仕事したり実家に帰ってたりしてて、16日に「さぁ書くぞ!」ってadventar.org を見たら10日担当でした。
色々遅れてしまって大変申し訳ありません。この場でお詫び申し上げます。

私は誰?

福岡県の田舎でエンジニアをしているじんすけ(26)という者です。普段はリモートワークをしているので借りている部屋に引きこもっていますが、たまに海が近い実家に帰って釣りをしたりしています。 仕事ではRubyを触わったりFlutter触ったりJavaを触ったりしています。そのうちUnity触るかも。
ワクチン接種は3回目(2022年5月)まで打ちました。

今回話すこと

今回話すことはズバリ、「新型コロナウイルス感染症の症状の記録」です。
病気の話なので症状としてちょっと汚い話もしますし、ワクチンに毒がどうこうとか、マスクの有効性がどうこうという話はしません。

発症前まで

2022年現在、我が実家は家の建て替えを行っており、両親と姉と自分で何度も話し合いを行っていました。
7月には両親が新型コロナウイルスに感染しており当時は濃厚接触者になっていたのですが、特に咳が出るとかの症状は一切出ずに10日間引きこもっていました。一応病院でPCR検査をしてもらいましたが、結果は陰性。姉は濃厚接触者ではなかったので姉に頼み込んで食料などを届けてもらいました。10日間一切外出禁止は辛かった。

10月に入ってからポストを見ると4回目のワクチン接種のお知らせが既に来ていて、いつ打とうかな、どうしようかなと迷っていました。 そんな中ある週の土曜日、いつものように打ち合わせのため実家(家は建て替え中なので仮住まい)に来ると、姉がちょっと深刻そうな顔をしていました。
曰く「咳とかそういう症状は出ないが、熱だけ37.2℃ある」とのこと。両親は既に感染していたのであまり気にせず、自分も一応3回目までワクチンは打っていて、効果の減衰は少し気になりましたが、6ヶ月ではそんなに減衰してないだろうという希望的観測をもとに一応マスク出来る時はマスクし、ご飯を食べる時はマスクを外して話すなどして、その日は泊まりました。 その後日曜日に普通に借家に帰ってきて、夜くらいからちょっとしつこい咳が出てきました。土曜に姉が微熱を出していた事を思い出し、「いや、まさかな....」とは思ってちょっとだけ不安になりましたが、普通に月曜から仕事をしていました。

現時点での症状:咳

姉からの連絡 、そして自覚症状

月曜日の昼に近い日、家族LINEで「今日38℃くらいまで熱が出たので病院に行ったら陽性でした。ゴメン!(要約)」という旨のメッセージが届き、「いや、まさかな.....」が「これはひょっとして....」になりました。この時も咳がちょいちょい出ていたので少し不安になるも、咳以外の症状が無いこと、熱は36.8℃と平熱そのものだったので気付いていない振りをしながら仕事をしていました。
その後咳の頻度が増してきた事を鑑みて、明日の朝イチで病院に行く事を決意、ソワソワしながら寝ました。

現時点での症状:咳

病院へGO、熱くなる身体

火曜日は朝から有給を取り、7月に診てくれた病院に電話して唾液PCR検査を受けてきました。結果は1日ほどかかるという事でしたが、咳だけは出ていたのでトローチと3日分の解熱鎮痛剤(カロナール)を処方してもらいました。
この時も特に熱は36.7℃と平熱だったので午後からリモート出社して仕事をしていました。仕事も終わって晩飯を考えている時、そこはかとなく顔が熱いので熱を測ってみると、なんと37.5℃!これもうコロナだろと自分の中で確定しました。なってしまった以上は引きこもるしかないと思い、それから家にあるバックご飯と梅干しを食べてベットに入りました。
寝てる間もドンドン熱が上がっていき、水曜日の2時くらいに暑さで目が覚めて熱を測ると38.5℃!背中も脚も汗びっしょりで気持ち悪かったので着替えましたが身体が熱くて寝られず、5時くらいまで起きられませんでした。眠れない間も熱がグングン上がっていき、最終的に39.8℃になりました。この時点でこりゃ水曜日は働けないなと思い、有給の連絡を入れておきました。

現時点での症状:咳、高熱

今から全てが壊れる

それから午前中ずっと寝て、午後に起きて熱を測ると40.2℃。15時くらいに病院から電話がかかってきて、無事陽性との診断を頂きました。ここまで上がる熱でこのご時世ならそうでしょうねという感じでしたが、「もし別の病気だったらどうしよう......」という不安が払拭出来たので少し安心しました。それから会社と家族に連絡、両親が色々食料を持ってきてくれるとの事なので、解熱剤を飲んでベッドに伏して待つことに。解熱剤を飲んで1時間後、効いてきたかなと熱を測ると、まさかの39.2℃。1℃しか下がってくれませんでした;;;;;
昨日の夜から何も食べてないのもあって、空腹になりすぎて吐き気もしてきたのでちょっとえずいた所腰が痛くなり、吐き気が収まった後もずっと痛く熱が下がるまでずっとズキズキしていました。
その後も寝たり寝れなかったしていましたが、本当に胃に何も入れていなかったので限界で、23時くらいに部屋から階段降りた先にある自動販売機でポカリスエットを買って飲みました。階段降りた時に気が付いたのですが、この時すでにコロナの症状がもう一つ出ていたのです。
自分が借りている部屋は、幹線道路というには細いけどそれなりに交通量がある道路に面しており昼間は結構トラックとか走るのですが、夜は1時間に2両車が走るか走らないかの寂しい感じになります。しかし、23時の交通量が少なくなった時間帯において、通常では気付かないような排気ガスの匂いを感じ取れたのです。とにかく匂いに敏感になっているようでした。
特有の匂いがあるポカリスエットを飲んでからも、あのポカリっぽい匂いがずっと口の中に残っていました。

現時点での症状:咳、高熱、腰痛、嗅覚異常

熱で狂ったあと(汚くなります)

ポカリを飲んだあと、解熱剤を飲んで寝ようとしていましたがこの時はとにかく身体が暑く、気が狂いそうになったので上半身裸になって床に寝ていました。2時半くらいにようやく「寒さ」を感じて寝間着を着てベッドに入り、諸症状にうなされながら浅い眠りにつきました。
木曜日は午前中に起きました。熱を測ってみるとなんと熱が下がっており、36.9℃でした!今までと全然違う身体の軽さにウキウキしていると、両親が食料を持ってきてくれました。本当に感謝しています。ありがとうございました。
熱が下がると今まで気にならなかったのが、喉の痛みが出てきました。 食料を受け取って保存すべき場所に収納したあと、2日ぶりの固形食を食べましたがここでもコロナの自覚症状の一つ、味覚異常に気が付きます。今回の味覚異常は「塩味がめちゃめちゃ強く感じる」というもので、2口食べると喉が乾いて5口くらい喉を鳴らして水を飲むという状況でした。マジでしんどかったんですが、熱が下がって食欲があるうちにエネルギーを摂取しておかないと思って頑張って食べ切りました。
日を跨いだ金曜日の深夜、熱を測るとまた38.9℃までぶりかえし、苦々しく思いながら寝られず、横になっていると少し便意を催しました。トイレに座るととにかくものすごい下痢が!!
これまで経験したことない感じの下痢をしたので驚きつつ、「まぁ40℃以上の高熱が1日続いたんだし、そりゃ消化器系は死ぬよな」と妙に納得しながらトイレ掃除をしました。
金曜日の夜は(塩味を強く感じる中なので相性は最悪ですが)冷凍のお好み焼きを空腹にまかせて完食して、歯を磨いて寝ました。 この頃になると咳が3日ほどずっと出ているので、腹筋を使いすぎて少し痛くなってきていました。その時車の中に眠気防止用ののど飴があった事を思い出し、舐めてみると舐めている間は咳が止まる事を発見したので、ここから少し咳は落ち着きます。

現時点での症状: 咳、高熱、腰痛、味覚異常、下痢、喉の痛み、連日の咳による腹筋の筋肉痛

ようやく訪れた平穏

土曜日の朝、ものすごくスッキリとした目覚めと共に熱を測ってみると、36.5℃!ぶりかえしに少しおびえながらも味覚障害が収まっている事が食事から確認出来たので、それから冷蔵庫から漬物を取り出し、バクバク食べました。これほど普通の味覚に感謝した事はありませんでした。身体が少しずつ治癒されているんだなと自分の中で希望の光が見えました。食事は精神的にも良い事を再確認出来ました。
日曜日にはほとんど咳も収まり、ずっと汗でぐしょぐしょになっていた寝間着を洗濯したり、たまった洗い物をしたり、掃除機をかけたりと、日常生活を送れるようになりました。本当に健康になった自分に感謝しています。ありがとう。

現時点での症状:僅かに咳

終わりに

2年以上も流行っている中、自分はかからなかったので「まぁ少しくらい大丈夫だろう」と思っていましたが、盛大にやられました。新型コロナウイルスにかかった人でも人によっては軽い風邪レベルの人もいたので、気がゆるむ気持ちが分かります。でもこのくらいひどくなる人もいるよという気持ちで書きました。しかも、自分のようなケースでも特に息苦しいとか救急車を要請するとかいうレベルではない「軽症」なのが新型コロナウイルス感染症の嫌らしいところです。二度とかかりたくないので、今も他人がいる室内ではマスクをしますし、お店でも必ずマスクをするようにして、頻繁に手を洗うようにしています。これから年末で皆さんも帰省やら忘年会やらで出かける用事があると思いますが、十分気を付けてください。
ではでは。